
フォネミック・アウェアネス
フォニックス
サイトワーズ
フォネミック・アウェアネス
フォネミック・アウェアネスとは?
フォネミック・アウェアネスはアメリカで英語が母国語ではない非英語話者の子供たちが英語習得する際に使われている学習法の1つです。
子どもたちが読み書きを始める前に、単語や話し言葉の「音」や「リズム」を通して音を聞く力を養う指導法です。単語が構成される音の1つ1つを聴きとり英語特有の音感やリズム感を身に付け英語耳を鍛えることができます。
指導法
・Phonemic Awareness=音素認識
単語の中に含まれる音素という最小単位の音を認識する
例えば「cat」c/ a/ t/ と3つの音(音素)からできています。
このように単語が作られている1つ1つの音を聴く力が付きます。
・Rhyming Words(Word Family)(同じ音で終わっている単語)
単語の終わりに同じ音が繰り返され韻をふんでいることから、リズムを掴み音の組み合わせにより単語
の成り立ちが理解できる
cap /map
hat / bat
bright / tonight
・Alliteration (同じ音で始まっている単語)
文章の中に同じ音で始まる言葉を集めることで音の変化や違いなどのルールが理解できる
Big Boat
Mickey Mouse
Smiley Sun
これらの指導法を使い音と音の集まりが単語を作る、そして単語の集まりが文章になるということを自然に身につけます。
フォネミック・アウェアネスを学ぶメリットは?
フォネミック・アウェアネスに取り組むことで英語特有のリズムに慣れ単語の音の働きを自然に身に付けることができます。
そして英語耳が鍛えらることによりフォニックスの仕組みもスムーズに理解しリーディング、ライティングの習得に繋がります。
フォニックス
フォニックスとは?
アルファベットには「名前」letter nameと「音」letter soundがあります。
名前 letter name →A B C(エー ビー シー)
音 letter sound →A B C(アッ ブッ クッ)
しかし残念ながらアルファベットの名前 letter name だけでは英単語を読むことができません。
例えば
cat ⇒ c/ a/ t/ ⇒ シーエーティからではキャットとは読めません。
そこで「フォニックス」の音 letter sound とルールを学ぶことによって文字と音の関係性を理解し英語での読み書きの土台を作ります。
フォニックスを学ぶメリットは?
フォニックスの基本の音 letter sound は母音と子音を合わせて42音あります。
この42音のルールを身に付けることにより単語の読み書きができるようになります。
フォニックスを正しく習得すると...
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正しい発音が身につく
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カタカナ英語にならない
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単語の読み書きができる
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リスニング・スピーキングの力がつく
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英語が大好きになる
サイトワーズ
サイトワーズとは?
サイトワーズとはフォニックスのルールでは読めない単語のグループを指します。
サイトワーズ(sight words)視覚の単語
例えば
“the”や “this” のようにフォニックスのルールでは読めない例外的な発音の単語があります。そんな単語が出てきた場合は音ではなく形で習得します。なのでけして難しく考える必要はありません。